TOPへ →次へ
パンができるまで 2001年(初めての小麦づくり)
 『パンを焼くための小麦を自分たちでつくりたい』と、北海道に移り住んで早々のことです。
 そんなことを、ほうぼうで言っていると、小麦の方からやってきました。「試験的に播いてみたら」と、2畝(60坪)程度に播くほどの量の小麦をいただいたのです。パンに使う小麦は「ハルユタカ」という春播き小麦が有名ですが、いただいた種は、これをパンづくり用にさらに改良した「春のあけぼの」という品種です。試験栽培で余っていたものをいただきました。病気に強い品種とのこと。無農薬栽培には、心強いのです。
 はじめて作る小麦です。極力昔ながらの方法でやってみました。
 春に播いた小麦が、秋に無事パンになるのでしょうか。その様子を追っていきます。

01.05.01
発芽試験  種が一昨年産と少し古いため、一応発芽試験をしました。
 心配をよそに、元気な芽が出ました。期待できそうです。
すじきり機  お世話になっている農家さんお手製の道具です。
 種を播くため、畑にスジを入れるときに使います。
 一度に、5本のスジを入れることができます。
すじきり  すじきり作業は、こんな風です。
種播き  一カ所にまとまって種を落とさないよう、すじに沿ってまんべんなく播いていきます。
土踏み  播いた後は、土をかぶせてしっかり踏み込みます。
 こうすると、土の水分が固定でき、発芽の手助けとなります。
 元気な根と芽が出るように・・・。
種まき終了  種播きが終わりました。
 一週間ほどすると、発芽するはずです。
→次へ